こんにちは、運営者のれもんと申します。
このブログでは、「発達に特性があるけどグレーゾーンだから社会的福祉が使いにくい」という人に向けて、わたしがおすすめする使い勝手の良いモノやサービスを発信します。
というのも、私も当事者で、生きづらさを感じているからです。
一般人としていわゆる「擬態」をして過ごすのは、まあまあしんどいですよね。
そうでなくとも、立場上、子育て・家事・仕事、とマルチタスクが多くて、危うく溺れかけます。
そうした中で溺れないように、使いやすかったモノや、便利だと感じたサービスを共有して誰かの力になれたらうれしいと思いブログを始めました。
れもんのプロフィール
プロフィールを紹介させていただきます。
・1987年うまれ(ゆとり世代)
・関東地方在住
・性別:女性
・血液型:O型
・資格:保育士・幼稚園教諭Ⅱ種・普通自動車運転免許他
・好きな食べ物:イチゴ、カレーライス
・苦手な食べ物:魚介類
・苦手なこと:雑談、女性らしいふるまいを求められること
・地味に気になること:髪の毛が顔に当たるとき、爪が伸びたとき、気圧の変化
・持病:ASD、ADHD、喘息、(AC)
アイコンは似顔絵?ではありません
実際の髪型は、「ぱっつんオンまゆ前髪」です。
触覚過敏があり、髪の毛が顔に当たるのが苦手です。
「顔周りにおくれ毛を散らして~」みたいなおしゃれな髪型に何度チャレンジしても、不快になってしまいうまくいきませんでした。
ひどい時は髪の毛を剃ってしまいたくなる衝動にかられます。
そのため、イラストは私の「理想」です。
れもんの経歴
簡単ではありますが、わたしの当事者としての経歴を紹介させていただきます。
結論から言うと、「自己肯定感低めの当事者おばちゃん」
どうやって「自己肯定感低めの当事者」ができたのか、まとめました。
機能不全家族の元で育つ
昭和の終わりに関東地方で産まれて、父母きょうだいの真ん中っことして育ってきました。
父はアル中気味で母に暴言であたり、母は母で兄や弟を尊重している環境で、今思えば機能不全家族。自己肯定感の低さは、ここで育まれます。
無視されてはぶかれた学生時代
幼少時より、友達関係に苦労してきました。学年が上がって新しいグループに入る→グループ内で浮く→無視される→はぶかれる→クラス内で浮く→行きたくない日々→学年が上がるのループでした。
このループは、中学生から短大卒業まで8年間続きました。
嫌がらせを受けたりしながらも、勉強は苦ではなく、「学校は行くもの」だと思い込んでいたので何とか通って卒業しました。
8年目の終わりにようやく、友達なんていなくてもいいやという思いに至りました。と同時に、自分はおかしいやつなんだ、という思いにも至りました。
気付くきっかけをもらった保育園勤務
短大では、保育科を専攻したので、保育士として認可保育園に勤務しました。
自治体直営の保育園だったので、先輩方の保育がかなりしっかりしており、様々な家族や子ども達と関わる機会をもらいました。
ここでの学びはとても大きく、人生を変えたと言っても過言ではありません。
社会人としての基本的な挨拶や、基本的な気の遣い方など、学生時代に取りこぼしてしまったことも学ぶことができました。
同時に発達障害についての知識を得ることができたので、受診し、そこから10年ほどかかって正式にASD/ADHDだと診断されました。
はっきりして良かったです。
ただ、数値的には高めだったので、福祉的支援を受ける対象ではなく、社会人としては、クローズ就労を続けています。
うつ状態を2度経験
別の保育所での勤務時と、子どもが産まれて1年目にうつ状態を経験しています。
保育所では、ブラック過ぎる環境と暮らした部屋に虫が湧く問題、新婚なのに1人暮らし等が重なり、パニックになって発症。
子どもが産まれてからは、家事育児の両立が難しい中、夫が多忙な部署へ異動し、1人で家の事をきちんとできない自分を責めて発症しました。
不眠・身体が重い・唐突に不安に襲われて泣き出すといった症状が出ていました。
現在症状は落ち着いていますが、時々不安に襲われるので、少ないけれど服用を続けています。
家族に支えられている
夫と出会い、実家を出て一緒に暮らし始めました。夫にはかなりサポートしてもらっています。
働き方の調整もしてくれて、環境的にぐっと良くなり、そのおかげでずいぶん暮らしやすくなりました。
夫曰く「前はすごいとげとげしていた。今かなり丸くなったね」です。
私も仕事も自分に合う職種、時間を探し続けて、一定の場所で現在は落ち着きつつあります。
自己肯定感激低だった私は、夫と子どもの暮らしによって、「自己肯定感低め」位のレベルまで上がりました。
夫と子ども、職場に感謝です。
経歴をまとめました。
1987年 産まれる。
1992年 幼稚園入園。
2003年 公立高等学校 普通科入学
2006年 私立短期大学 保育科入学
2008年 自治体に入庁。公立保育園で保育士として勤務。
研修で発達障がいについて知る。自分もそうかも?と思う。
精神科受診・検査。特徴はあるけど診断はつかないね~とのこと
同時に整理整頓や自己啓発の本を読み漁り、実践。
2013年 ピアノの先生をやりたいと、保育園を退職。
2015年 ピアノの先生になる。2年後退職。
2017年 一時保護所で保育士として勤務。
子どもの様子を見て、心が荒んで退職。
2018年 自治体で公立保育園で勤務するが、
うつ状態になり、1年で退職。異業種転職を決意。結婚。
2019年 CADオペレーターとして勤務。妊娠。
2020年 出産
2021年 育休中うつ状態に。夫も含めて環境調整をしてもらい、改善。
2022年 社会復帰。障がい児が通う施設に勤務。社長と合わず退職。
デザインの勉強を始める
2023年 中小企業の制作部門に勤務。ブログを始める。
現在のれもん
現在は、外国人夫と保育園児で発達ゆっくり息子との3人暮らし。
外国人夫は日本語ペラペラなので私は何もしゃべれません…(笑)
息子は発達ゆっくりでASD傾向が見られ、月一で発達相談に通っています。
体調を崩さないように自分を調整しながら、また夫にも頼りながら暮らしています。
どうぞよろしくお願い致します。