3歳を過ぎた息子。人生4年目です。私も親として4年目に入りました。発達ゆっくりで視覚優位の息子とASD/ADHDの母(私)、そして東南アジア人の夫で泣いたり笑ったりして暮らしています。
そんな中で、最近「やってよかったな」と感じることがあります。
その一つが「テレビにカバー」です。
今回は、「テレビにカバー」について、経験や作り方を共有したいと思います。
「テレビにカバー」とは
ことばの通り「テレビにカバーを掛けること」です。
テレビを使わない時にカバーをすることで、視覚的に気持ちの切り替えができます。
実際に使った我が家のリアルをご紹介します。
テレビにカバーをつけたきっかけ
1歳からテレビっ子の息子。その当時は、Eテレのピタゴラスイッチが大好きで、止めなければ際限なく見続けてしまいます。やめさせる時がハードモードでした。
予告なしに「終わりね」なんてもっての外。癇癪モードですね…
「あと10秒数えたら終わりにしよう」と予告してもまだ見続けたいと気持ちを爆発させたことも。。。
そこで、テレビにカバーをつけてみました。
・電源を消したら「カバー」
・テレビを見る時間帯ではない時は「カバー」
・ご飯の前に「ご飯だからカバーしようね~」とさりげなくカバー
※ごはん時はうちの場合、ご飯に集中してもらうことが目的だったので、テレビはつけっぱにしてボリュームを下げBGMとして利用していました。
これが、視覚優位の息子にはかなり良かった。
「カバーがあるときは見ないんだな」
と目で見て分かるようになったことで、納得できることが増えました。
付け外しもすぐできるので大人も苦労なく、私にとっても組み込みやすい仕組みでした。
付け始めてから3年目の現在…
3歳になった今も変わらずテレビっ子で、YouTubekidsにつなげて乗り物系動画をずっと見続けています。
テレビにカバーをつけて過ごしてきたこれまでの経験で、テレビとのいい距離感が出来てきたと感じます。
そう感じる場面はこんな感じ。
- ご飯の時間は自ら「カバーを付けて見る」と伝えてくれます。
テレビが見たい気持ちが上回り、途中でご飯を終了してしまうこともありますが、ごはんがおいしくなってきたことやごはん以外は見る時間があるのが分かってきたことからその頻度も減り、余裕をもって食事タイムを楽しめるようになりました。
- スムーズにテレビを終わることができます。
テレビを終わりにするときも、「あと10秒数えたらね」「長い針が12になったらね」の声掛けと共に、一緒に電源をオフすることができるようになりました。
カバー最高。これからも使っていきます。
カバーのデメリットについて
上記の経験から、私的にはおすすめのテレビカバーですが、導入前は、こんなデメリットも感じていました
- テレビに悪くはないのか
- カバーを作る手間がかかる
それを1つずつ検証していきます。
テレビに悪くはないのかについて
特に、裏に布を覆っても大丈夫なのかが疑問でした。機材があるので、熱がこもってしまうのが良くないのでは?と考えていました。
実際「テレビカバー 布 してもいいの」といったワードで検索し、トップで出てきた知恵袋
よると、
「熱がこもるからおすすめはしない」
といった意見が多かったです。
やはり、そうか~…
そのため、裏は覆わないで済むようなカバーを作ろうと考えました。
カバーを作る手間がかかることについて
さて、カバーを作ろうと思ったものの、私は不器用で裁縫苦手です。直線縫いも曲がります。
あこがれからたまに挑戦しますが、いびつな作品となります(笑)
そんな私が切って縫ってなんてしたくないと思いました。
それで思いついた作り方を下に載せます。
テレビカバーの作り方
【裁縫、ハサミのいらないテレビカバーの作り方】
◇準備するもの
・テレビを覆うくらいの大きさの布を用意。色は、壁と同化する淡い色がおすすめ。中に黒い色を仕込むと透けるのを防げます。(うちは透けてる)
・洗濯ばさみ(クリップとかだとかわいくなるかも)
・飾り(お好みで)
私の場合は使わなくなってしまったベビーベッド用のシーツを活用しました。
◇作り方
①裏に機材がたくさんあるので熱がこもるのを避けるため、画面側を覆うようにテレビにかけて、はみ出た分を裏に折り返す。
②テレビの端っこの表面・裏面をまとめて洗濯バサミでとめる。反対側も同様に。
③お好みで飾りつけ
※私はマジックテープで付け外しのできるシールをとりつけましたがこちらはあまり興味示さなかったです(笑)
できあがり!
ちなみにテレビカバーって売っているんですね。
裏面を覆わないものを見つけました。シンプルでよさそうです。もし家に大きな布がなかったら、これを買っていたかもしれません。
やってよかった!テレビにカバーまとめ
まとめとして、メリットとデメリットを表にしました。
メリット | デメリット |
・視覚的に気持ちの切り替えができる。 ・手間がほぼ無い ・長く使える | ・テレビに悪くはないのか ・カバーを作る手間がかかる |
メリットとデメリットどちらもありますが、テレビの後ろを覆わないようにするくらいで、後はデメリットをほぼ感じていません。我が家にはぴったりのライフハックでした。
もしよかったら試してみてね。
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